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市長賞いただきました [urban]

都市計画学会のコンペで市長賞を受賞しました!
写真の通り、後輩4人と取り組んだコンペです。
後輩の力が大きかった。いつも助けられてます。みんなありがとう。
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さて、先週の土曜日にコンペの対象敷地でもある大宮の市民会館にて最終審査会に参加してきたわけですが。
最終審査に残っていたのは私たち含め全部で8組でした。
周りの案を見ると多角的・総合的に計画していて、しっかり固めてきている印象。
またプレゼンにもその真面目さが伝わってくるグループが多かったと思います。
一方で、私たちの案は楽しさ、わかりやすさ、リアリティに強みがあると認識していたので、スライドもプレゼンテーションもそれが伝わるように、シンプルにかつ楽しく行いました。
2度ほど笑いをとったと記憶しています。
それが結果として、(さいたま)市長賞をいただけたのは光栄です。
光栄ではありますが、最優秀に手が届かなかったのは悔しい。
悔しいですが、それは完成度や情報量の差なのかもしれません。
それでも嬉しかったのは、審査員の1人である建築家の内藤廣先生に、質疑での第一声で「僕はこの案好きですよ」と言ってもらえたことです。
内藤先生は僕が尊敬する建築家の1人なので、これ以上名誉なことはありません。
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こんなカタチで内藤先生にお会い出来ることになろうとは思いもしなかった。
そして、都市解析の学生でもコンペくらい取れますという証明ができてよかった(ニヤリ)



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大宮コンペ1次審査通過! [urban]

「日本都市計画学会創立60周年・さいたま市誕生10周年記念 学生提案競技」
 よい都市とは何か?都市計画に取り組む専門家が長きにわたって考え続けてきたこの課題に対して,未来の都市計画を担う学生はどう答えるだろうか.
 日本の都市が現在直面している人口減少,低炭素化社会の実現,コミュニティの再生といった時代感の中で,様々な都市計画的テーマを有機的にむすびつける具体的な「プランニング」と「デザイン」の力が求められているといえよう.
 本提案競技では,2011年に誕生10周年を迎えるさいたま市の大宮駅東口地域を対象に,「建築」,「交通」,「緑」,「生活(暮らし)」,「まちづくり」といった複合的な問題を解決し得る「駅」と「地域」をつなぐコミュニティのための提案を求めたい.
 なお,社団法人 日本都市計画学会(以下,本会)は同年に人間でいえば還暦にあたる60周年を同年に迎える.これらを記念して行う本提案競技への積極的な参加を全国の学生にお願いしたい.

上記の大宮を舞台とした都市計画コンペの1次審査を通過しました。 
都市計画のコンペは初めてなうえに、就職活動中に進めていたこともあって、思っていた以上に大変でした。 
正直、通ると思っていなかったので驚いてます。 
アイディア自体は自分が実践してみたかったものではあったのですが、爪が甘い感が否めなくて、不満の残る提出だっただけに。  

「シビックプライド」「経営」「ライフスタイル」「居場所」という、建築設計を離れてから吸収してきたこれからの街づくりに欠かせないと僕なりに思ったキーワードを軸に、各都市(特に地方都市)で見られるレンタサイクル施策の限界を越えようというテーマにトライしました。 
7月に最終審査(プレゼンテーション)があるので、それまでにまたいろいろと詰めていきたいです。  

ここまで来たら最優秀もぎ取る。


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2k540って何? [urban]

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秋葉原-御徒町駅間のJR高架下を利用した「2k540 AKI-OKA ARTISAN」です。
全然知らなかったです。
まだ広報には力を入れていないのか、JRのなかでどのようなポジションになっているのかはわかりませんが、建築・都市・デザインのキーワードからいけばアンテナにずばっと引っかかるようなプロジェクトですね。
桁のフォルム、白塗り、間接照明、高めの天井高、アスファルトとデザイン要素はかなりグッド。
高架下にいるのを忘れさせる。
天井がとても明るいので、屋外感のある半屋内。
屋内感のある商店街のようにパラドクスを感じる空間。

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空間は良しとして、肝心のソフトですが、職人の街をテーマに工房とショップが一つになったスタイルの施設が並び、ここでしか買えない商品(良品)が手に入るようなものづくりの街を目指しているようです。
秋葉原-御徒町間に新たな人の流れをつくることを目標にしているみたいですが、まだ全通してないようです。
全通したら楽しいリニア空間になるだろうな。楽しみ。
長い目で見て、「ここでしか」買えない・味わえない価値を保ち続けていければ、成功すると思う。
あとは、高架沿線と2k540の雰囲気のギャップ。
2k540のエネルギーを高架の外まで広げていければ、秋葉原も近いので波及効果が見込めると同時に街づくりにもつながっていくんじゃなかろうか。期待。

各工房にてワークショップもやられているようなので、今度参加してみよう♪

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これは欲しい…wood keyboard
レーザーってすごいね。

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電源あり、wi-fiあり、i-Padあり、ハンモックありの最先端カフェ《カフェアサン》
珍品ジェノベーゼうどんを食しました。


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夜は近くの「てけてけ」という飲み屋で串と酒を摂取して帰宅。
ここの焼き鳥のタレ半端なかったです。
味とにんにくの量が。。


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都市農地フィールドワーク [urban]

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院の演習で都市農地(≒市街化区域内農地)の実態と保全のための行政または農家の活動について調べるために練馬区の「農業体験農園」を見て廻ってきた。
ちなみに市街化区域とは「すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」のこと、しかもこの線引きがされたのは新都市計画法が制定された1968年。もう40年も前のものになる。

都市農地に関して『季刊まちづくり26』によると大きく3つの論点がある。
①そもそも都市に農地は必要なのか?
②市街化区域内農地は農地でなければならないのか?(たとえば公園などの緑地ではダメなのか?)
③農地としての土地利用をどのように維持するか?
(『季刊まちづくり26』p.55-58参照)

まず市街化区域は簡単に言えば国が都市化すべき場所を都市化しやすいように法的に誘導するためのものであり、逆に農家から見ると今まで農業していた場所も「農業はするな」と言っているようなものだと。
実際に市街化区域内農地は宅地化しやすい法制度であり、農家を続けることはかなり困難。そこで処方箋として生まれた生産緑地法による生産緑地地区が生まれ、固定資産税は一般農地並みとなり、相続税の納税猶予などの法定措置がある。しかし、現状都市で農業を続けるという事は野菜が売れて始めて成り立つ。商売のハードルも都市農家は圧倒的にハードルが高い。地方に比べて生産量は微々たるもので、安定しない。そうなると直売所頼りになってきてしまう。そんな不遇で農業を続ける意味を見出すのはかなり難しい。そういった状況のなかでも戦い続けた人に今日話を聞くことができた。
その人は「農と緑の体験塾」を経営している加藤義松さんである。加藤さんが農業を始めたのがちょうど新都市計画法が制定された頃で、農業を始めた矢先に国から「あなたの土地では農業はやめてください」と決められたわけだ。しかし、68年といえば高度経済成長期の手前である。当たり前だが都市化することが至上命題だった。そんな時代にこれから夢でいっぱいの都市化が見込める地域に農業を続けてもらうメリットは想像にも及ばなかっただろう。それはそれで仕方ない。
だが、問題なのはその線引きの方法である。要は市街化区域が広いということは都市化されるであろう地域が広く取れるということ。イコール、その分税収が上がるわけで、どこの区や市も広めに市街化区域を設定するのが基本だった。これによってもともと農村だった地域も市街化区域の内に入れられた。これが現在の都市農地保全の問題が大きくなってしまった一番の問題であると考えられる。この線引きがどのように決まっていったのか?調べてみる価値がありそう。
加藤さんはそういった都市計画的な背景についてもよく勉強されていて僕らのような半端な都市学生よりも全然都市計画に対する知見を持っていた。都市計画によって不遇を与えられそれと戦い、今の都市農地の見直しのための画期的なアイディアとしての「農業体験農園」を行政に働きかけ作り上げた。舌を巻くような仕事だと思う。
演習課題の一環で訪れ事情を聞いたわけだが、大学の課題という枠を越えて個人的にとても大きな収穫だった。
テキストでしか触れたことのなかった都市計画法の生々しいリアルを実感できただけでとても学びになった。そこで僕は都市に対して何をすべきなのか?もはや課題うんぬんでなく、都市科学を専攻する一学生として、そこは一度本気で考えてみたくなった。

季刊まちづくり 26

季刊まちづくり 26

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: 単行本

都市計画的な話も重要なんだけど、やっぱり一番問題なのは僕ら日本人の農への感心ひいては食への感心なんだろう。特に食への感心。日本の自給自足率が極めて低いのはもはや自明だが、国の自国農生産に対する助成も他先進国に比べてもかなり少ないらしい。そして、いまだに日本は食糧は輸入したほうが国の利益につながるという考えが根強いらしい。農業体験農園も極めて画期的で農業を経営という視点で都市計画とリンクさせていく新しい考えであり、今はニーズがあって、体験農園の抽選倍率も3倍を越える。しかし、それも今の農業ブームやまだまだ都市農地の活用が進んでない現状が前提にあると考えられる。あまり楽観はできないと思う。これからそういった農地も増えるし、不運にも競合してしまうこともある。そういったときに下支えとして必要なのは国民の意識だろう。経営者側、行政側がニーズを開拓していく努力も必要だが、日本の食に対する意識改革を行って行かなければ根っこの部分での問題はずっと尾を引くような気がする。

ところで、自分が稼ぐようになって家庭を持ったら農業体験農園に参加しようと本気で思う。小さい頃おばあちゃんの畑で芋掘りやとうもろこしなどを穫った思い出ってやっぱり大きい。田舎で遊んだ記憶って豊かさをとても含んでいる。なので自分に子供ができたら早く土を触らせたい。

余談ですが…西武池袋線「保谷駅」の徒歩圏にある農業体験農園をまわったのだが、またこの保谷駅前再開発がおもしろい。保谷駅自体も最近建て替えられたようで、駅のなかにカルディコーヒーを筆頭におされな店が入っていた。それは置いておいて、実は保谷駅は西東京市。保谷駅南口駅前一帯は練馬区。再開発は西東京市が行っているようで、かなり複雑。北口と南口の違いが明白なのがおもしろい。やっぱり行政の壁って厚いのね。一体になって計画すればいいのに。気になる方は保谷駅まで。


なんかひさびさに全然書き足りないw


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谷中ツアーvol.1? [urban]

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せっかく谷中初上陸なのに、あまり気の利いた写真がないw
後輩のmnn、ktyと3人で谷中散策。
しかし私、この日は妙に忙しく、集合時間から3時間のビハインドで到着。
お目当てのカヤバ珈琲は18時までで、到着と同時に閉店。。
それでもSCAI THE BATHHOUSE(銭湯を改修した現代アートギャラリー)→谷中銀座→岡倉天心記念公園のコースで結構楽しめた。
谷中銀座は昭和の匂いがぷんぷんしていて最高。
ただ、お惣菜屋さんで撮影禁止の札に気づかず、写真撮ろうとしたら店の人に即一喝されたのにはかなりへこんだ。。なんだったんだろ、あれ。謎。
谷中銀座で悔やまれるのは谷中メンチが食べれなかったこと。あの鳩首相も食べたとか食べないとか。
そのあと、総菜とビールを持って岡倉天心記念公園でお花見。
最初、ただのポケットパークかと思ったら、六角堂が見えて中に岡倉天心像が祀ってあった。
周りは完全に住宅に囲まれていて旗竿公園と化してはいるのだが、あまり嫌な感じはしなかった。
むしろ住宅に包容されたような親しみのある空間だった。
夜も味方しているかもしれない。
しかし、谷中はまだまだ全然しゃぶり足りない。
この街を制覇してみたくなって、今日は別れ際に月1で遊びに来ようと決意し合ってから解散しましたw
次回はマタタビ装備して谷中猫と戯れまくる予定。
(※谷中はねこだらけタウンです。そこいらの猫の多い街とは次元が違った。)



そんな夜、急にThe Mad Capsule Marketsが聴きたくなった。
MDしか持ってないし。
マッド聴きたくなるなんて高1以来だよ。
ISLANDにGOOD GIRL。
懐かしすぎるって、おい。
ホルモンてマッドの影響受けてるよな、絶対。

Good Girl / The Mad Capsule Markets

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女の子とハト*.jpg

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