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年賀状4コマ漫画 [work]

研究室の後輩が毎年迷路年賀状なるものをつくっていると自慢してきたので、今年は自分も年賀状を書くことにしました。
持て余している技術と学生にしかない無駄な時間を駆使して何ができるか考えたところ。
送る相手をネタにした4コマ漫画を年賀状に載せることにしました。
ひとりひとり違う漫画になるので、送られたあと友達と見せ合いっこしたり、SNSにアップしてもらったりする楽しみがあるんじゃないかなと勝手に思ってます。
送る前からfacebookなどで告知をして、送って欲しい人を募ってみたりして、なかなか反響がよかったので、今後はエンターテイメント精神が続く限り毎年出せればいいななんて思っています。
もともと年賀状書かない人だったのですが、文化を大事にしようと思う歳になってきたのか。
ただいま漫画は20種類に到達。
想像力は無限大ですが、年賀状は無料ではないので、今年はそこそこの人数までに抑えておこうと思いますw

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今、建築について思うこと [work]

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新建築2011年6月臨時増刊『今、建築について思うこと』
に寄稿させていただきました。
建築家や研究者、企業人、学生などいろいろな立場の人たちの言葉がフラットに並べられています。

僕は自分の行っている都市解析の研究と京王線ピクニッククラブの活動の2つの視点から語らせていただきました。
両極端なスケールの視点を持ち合わせているのは1つの個性と認めて、僕なりにまとめてみました。
GIS(地理情報システム)に関しては震災復興に対する広域計画へ直結するツールでもあり、思考がすんなり言葉になったのですが、ピクニッククラブの活動については震災に対してどう役立てられるのかという命題に対しては今まで明言を避けていた部分もありました。
しかし、今回このような機会をいただき、一度じっくり考えてみたかったものを言葉にすることで思考と論理と実践に対してはっきりとした回答ができたのではないかと思います。(800字以内におさめるのが大変でしたが)
日常の生活を豊かにする工夫とは。
その〈豊かさ〉が被災者の方々にとって具体的にどのように有益なものなのか、という問題は切実であるとともに、今一度、生活の豊かさについて僕自身考えさせられました。

僕のような若輩者が、有名な諸先生方と肩を並べて寄稿させていただくのは恐れ多かったですが、学生という立場からしか発し得ない言葉と思考を読み取っていただけたらと思います。
ぜひ、手にとってみてください。

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超高層熱回収機 [work]

年度明けにupすると言っていたことを今思い出したので公開します。
これが僕の卒業制作です。
大学入った集大成と思うと感慨深いですが、これもまた通過点に過ぎない。
今思い返してみれば、やりたかったことの半分くらいはできた。
しかし、実のところそれは建築設計にあらず。
卒業制作で得たものをこれから咀嚼して、自分の将来につなげていきたい。

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都市部の限られた敷地で単体の建築がごみ焼却時の余熱エネルギーを回収すると建築はどのような姿になるのか。
可能熱供給量が各プログラムの床面積へと転換される。
コンパクトなエネルギー利用という理念が都市の新たなスケープを生み出す。

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thermal recycle
清掃工場による余熱利用は発電と高温水の二通りがある。
現在、高温水利用はインフラ整備の問題があり、温水プールや植物園などの施設を併設させるのが一般的なスタイルとなっている。
しかし、都内の清掃工場におけるそのほとんどの熱回収率は10%を満たないのが現状である。
運搬による熱損失やインフラ整備などの問題を解決する一つの手段として、同一建築内ですべての余熱を回収する機構を提案する。
エネルギー先進国の数値に近接する回収率を設定した上で、各プログラムの床面積を決定している。

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rooftop spiral
オフィス以外の娯楽施設は各ヴォリュームの屋上にあたる空間に配置されている。
ヴォリュームが螺旋状に巻き付くのに沿って、屋上空間も螺旋状に展開している。
常に上層に異なるプログラムの施設が存在し、空間的として連続しているため上部空間を常に予感させ、上方へのアクセスを喚起させるような構成となっている。

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core/chimney
構造、設備、移動、排気などの機能がコアに集結している。
そして、熱、蒸気、人の移動が建築の中心で常に行われている。
220mを越える超高吹き抜け空間では各オフィスの自然換気を促す上昇気流を生む。
また、煙突という都市空間から逸脱したスケールを建築内部に組み込む事で、日常では経験できないような空間が生み出される。
忌み嫌われていた清掃工場が、「私の働いているオフィスには煙突が差し込まれているんだよ!」と自慢したくなるような建築へと変わる。

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最高に楽しい卒業設計だった。
aks、mts、oka、kan、nakありがとう。


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都市の片隅で蛍は光る [work]

建築とは決別していた去年、実はひとつコンペをやっていたのをふと思い出した。
アイディアコンペというもののシステムを理解してから一人でコンペやったのは実はこれが初めてだったりする。
ひとりでつくっても楽しくないからずっと誰かとやっていたわけです。
論文の合間を塗って取り組んだのはあのガラスブロックのコンペ。
しかし、画を仕上げたにも関わらず院試が近づいて面倒になって未提出。
あとはプリントして郵送するだけだったのに。
そんなこんなでいつものようにブログで供養。
ちーん。
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今年は就活、修論、他活動の合間を塗いながらですが、できるかぎりコンペをやろうと思ってます。
大きな意味はないです。
小さな意味もないです。
一緒にやってくれる人募集中です:)

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そつせい [work]

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どーん。

いろいろとやりたかったことをすべて出し尽くせた気がする。
自分本位でかつ策略的にやりたかったものがうまく表現の域まで達せたと思う。
よくここまでたどり着けたなといつも設計を終えてから思うものだが、今回もいろいろな好機に恵まれた気がする。
そしてなにより素晴らしい後輩の力があったからここまでやれた。

首都大学東京9号館9階製図室にて14日まで展示されているので、お暇な人はぜひ。

作品の詳細は追々。
気になる方は展示を見に来て下さい:)

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